薄毛(ハゲ)と遺伝の関係|遺伝だけが原因ではない!

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薄毛・ハゲは遺伝だけが原因ではない!

薄毛・ハゲは遺伝が原因と思っている人、結構いますよね?これは半分当たりで、半分外れ。

薄毛・ハゲは遺伝だけが原因とは言い切れません。

薄毛になる体質を遺伝していてもハゲない人はいますし、遺伝していないはずなのにハゲちゃったっていう人もいるからです。(汗)

薄毛=(イコール)AGA(男性型脱毛症):androgenetic alopecia:エージーエーという認識になるにつれてか、AGAの原因が男性ホルモンや遺伝による体質というのを何となくだけど知っている人よ!という人が増えました。

この「何となく知っている」というのが問題で、

よく知らないけど、ハゲは体質=遺伝でしょ?

と認識になっているのです。

  • 遺伝だから何をしても無駄
  • 運命を呪え
  • 運命を受け入れろ

など、ネット掲示板などを中心にあきらめにも似た魂の叫びを目にします。

大丈夫。

薄毛は遺伝がすべてではありません。

AGA専門医、実際に薄毛に悩む人、遺伝子検査を受けた人など色んな人から聞いた遺伝関係の話をまとめてご紹介します。

AGA(男性型脱毛症)と遺伝の関係

男性らしさを生み出す男性ホルモン「テストステロン」。このテストステロンと5αリダクターゼ還元酵素が結びついてできる男性ホルモンが「ジヒドロテストステロンDHT)」。

この「ジヒドロテストステロン(DHT)」がAGAの原因と言われています。

「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、テストステロンよりも超強力なパワーを持っており、より強力に男らしさを発揮するための男性ホルモンです。ヒゲや体毛を濃くするなどワイルドな男らしさを醸し出す働きがある一方で、なぜか頭頂部、前頭部の毛髪を薄毛化させる働きがあります。いらねーよ、この働き(涙)

しかし、「ジヒドロテストステロン(DHT)」は薄毛の人だけでなくすべての人に存在する男性ホルモンです。なのにハゲる人とハゲない人がいるのはなぜか?

ここでようやく遺伝という話が出てきます。ハゲる人、つまりAGAな人は以下の3点を遺伝している可能性が高いのです。

  • 5αリダクターゼの働きが活発な体質(テストステロンをDHTに変えやすい)
  • 5αリダクターゼの量が多い体質(テストステロンをDHTに変えやすい)
  • DHTに反応する毛根のアンドロゲンレセプター(受容体)の感度が高い体質(毛根がDHTの影響を受けやすい)

以上の体質を遺伝しているかによってハゲるか、ハゲないかが変わってくると言われています。この3つの体質はすべてを遺伝するわけではなく、どれか一つとか、2つとか人によって異なります。

すべてを遺伝した場合、遺伝による薄毛の影響が強く出るということになりますが、確実に薄毛に影響を与えるのはアンドロゲンレセプターのDHTに対する感度です。感度が低ければDHTが多かろうが活発だろうが関係ないからです。つまり、

ジヒドロテストステロン(DHT)に対するアンドロゲンレセプターの感度が高い人はハゲやすい。

ということになります。

アンドロゲンレセプターの感度が高いか低いかは遺伝で決まる!

5αリダクターゼの活性情報を持つ遺伝子は優性遺伝するので、父親か母親のどちらかが高い活性の遺伝子を持っていれば、それが子供に遺伝することになります。

※優性遺伝:優性遺伝子と劣等遺伝子があり、優性の方が子供に引き継がれます。

アンドロゲンレセプターの感度を決める遺伝子はX染色体に存在しています。男性は父親からY染色体、母親からX染色体を受け継ぐので、X染色体にある母親の情報が息子へと遺伝します。

よく薄毛は母方の祖父から遺伝する(隔世遺伝)と言われますが、これは母親から遺伝するX染色体が薄毛に大きく影響しているからです。

遺伝しているかどうかはAGA遺伝子検査でチェック!

AGAドック
検査キット「AGAドック」

AGAを遺伝しているかどうかは、AGA遺伝子検査で知ることができます。

AGA専門病院で検査を受けるか、自宅でできる遺伝子検査キットを利用する方法があります。料金的には検査キットを利用した方が安いので、現在はまだ薄毛じゃないけど、肉親にハゲがいるので将来心配といった理由で遺伝情報を知りたい人なら検査キットで充分でしょう。

自宅でできるAGA遺伝子検査キット ¥12,600

すでに薄毛で悩んでいる人は、なるべく早く病院で治療することが大事です。AGA遺伝子検査の必要性の有無も含め、まずはAGA専門病院の無料カウンセリングを受けましょう。

AGAは進行性の薄毛です。なるべく早く治療するのが鉄則!

AGA遺伝子検査によってわかること

AGA遺伝子検査をすることでAGA治療薬のフィナステリドが効きやすい体質かどうかなどがわかります。治療前の遺伝子検査によってフィナステリドが効きにくい体質だった場合に、最初からデュタステリド(ザガーロ)の治療を選択するといった対応が可能です。

通常ほとんどの場合、誰でも最初はフィナステリド治療を受けます。フィナステリド治療を続けて、思ったように効果が得られなかった場合、デュタステリドに変更するという選択肢が出てくるわけです。遺伝子検査を受け、あらかじめフィナステリドの効果の有無を知ることによって、フィナステリドを治療を行う時間とお金の無駄を省くことができるというわけです。

フィナステリドの効果とデュタステリド(ザガーロ)の効果

フィナステリドはプロペシアの主成分です。AGAの原因とされる5αリダクターゼの働きを抑制する効果があると言われています。5αリダクターゼの中でも薄毛に影響を与えるのは2型の5αリダクターゼと言われており、フィナステリドはこの2型の働きを抑制します。

一方、ザガーロの主成分デュタステリドは、2型だけでなく1型の5αリダクターゼにも作用します。以前は1型5αリダクターゼは薄毛には関係ないと言われていましたが、最近では、1型も影響があるのではないか?と考えられており、フィナステリドで思ったような効果が出なかった人でもデュタステリド(ザガーロ)での改善効果が報告されています。

遺伝していてもハゲるとは限らない!?

AGA遺伝子検査を受けた人の話を聞くと、薄毛は遺伝だけが原因ではないということがわかります。

検査でAGAの可能性が高いという結果が出た人でも全然ハゲていない人はいますし、逆にAGAの可能性は低いという結果が出たのにも関わらずすでに薄毛で悩んでいる人がいたりするからです。

薄毛キャラで人気のお笑い芸人「トレンディエンジェル」のお二人もAGA遺伝子検査では「AGAリスクは低い」という結果が出ています。

お二人は誰がどう見てもハゲです。

薄毛の原因がすべて遺伝ということであれば、リスクが低いという結果が出た2人がハゲているのはおかしいですよね?

薄毛は遺伝だけでなく、その他色々複合的な要因が絡み合って起こります。そのため、同じ治療を行っても効果の出方が異なったりするのです。遺伝だけが原因でないところが薄毛克服のむずかしさでもあります

遺伝だからといって薄毛をあきらめることはありません。

遺伝していても、ハゲていない人はいっぱいいますし、運悪く薄毛になったとしても、早めの治療で改善することは十分可能です。

ただし、生活習慣、食生活、ストレスなども大きく影響しますし、円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、他の脱毛症とAGAを併発している人もいますから、自分にとってどんな薄毛対策が最適かを自分自身で判断することは非常に難しいでしょう。

育毛剤や育毛シャンプーといった日頃の頭皮ケアは、頭皮の環境をよくするという薄毛予防・抜け毛予防の観点からは非常に有意義ですが、薄毛を改善するとなれば、頭皮環境の正常化だけで改善できるかどうかの判断を含め、病院の医師による判断が必要になってきます。

ひとりとして同じ薄毛はいないことを考えると、病院選びも症例数の多い専門病院一択ということになります。

もしすでに薄毛で悩んでいる人は、遺伝だからとあきらめることなく、病院に相談してみてください。


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