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加齢による薄毛は「17型コラーゲン」が原因

加齢によって脱毛したマウス

加齢によって脱毛したマウス(写真:東京医科歯科大学

AGA(男性型脱毛症)じゃなくても、ある程度年齢を重ねると徐々に髪の毛は薄くなります。若いうちから薄毛になってしまうAGAと違って老人になってからの加齢による薄毛に抗おうとする人はあまりいません。AGA治療の完治は自分が気にならなくなったときという言葉もありますから、ある程度年齢がいくと若い頃よりも薄毛が気にならなくなるんでしょうね。

AGAの脱毛メカニズムには興味あっても加齢による脱毛メカニズムについては、加齢によるものという一言で納得し特に詳しく知ろうという人もあまりいなかったのではないでしょうか?かくいうわたしもそうだったんですけど(汗)

要するに、AGAの薄毛と加齢の薄毛は違うでしょ?と思っていたわけです。でもどうやら脱毛のメカニズムは一緒かもよって研究結果が発表されました。

東京医科歯科大や米ニューヨーク大などの研究チームが

加齢で髪が薄くなるのは毛を生み出す幹細胞が老化し、毛穴の髪を作り出す器官「毛包(もうほう)」が次第に縮小して消えてしまうためだ

という研究結果をマウスの背中の毛と高齢女性の毛髪で解明し、5日付の米科学誌サイエンスに発表。

出典:http://www.tmd.ac.jp/press-release/20160205/index.html

 

加齢による薄毛化も毛包がミニチュア化して起こる

加齢による毛包幹細胞の老化と毛包のミニチュア化

加齢による毛包幹細胞の老化と毛包のミニチュア化(画像:東京医科歯科大学

研究チームは、髪の成長にとって重要器官である毛包幹細胞を維持するのにたんぱく質の一種である17型コラーゲンXVII型コラーゲンが必須であることを発見。

通常、毛髪は毛包幹細胞がヘアサイクルによって分裂して成長と休止を繰り返しながら成長します。しかし加齢によってDNAのダメージが蓄積されてくると、17型コラーゲン(XVII型コラーゲン)が分解され枯渇してしまうということが判明。

17型コラーゲン(XVII型コラーゲン)が分解・枯渇することによって、毛包の幹細胞が維持できなくなり、表皮角化細胞と化し、毛包自体も次第にミニチュア化し消失してしまうということがわかりました。

毛包のミニチュア化ってAGAの脱毛と同じ特徴ですよね。つまり、今までAGA(男性型脱毛症)の特徴的な変化と考えられてきた毛包のミニチュア化が生理的な加齢変化としても進行することがわかったのです。

年を取ると薄毛だけでなく白髪も増えてきますが、17型コラーゲン(XVII型コラーゲン)が分解されると毛髪を黒くする色素の幹細胞も維持できず白髪になるということもわかりました。

 

17型コラーゲンを分解を防ぐことで毛包のミニチュア化を抑制

マウスを使った研究では、毛包幹細胞において17型コラーゲン(XVII型コラーゲン)の分解・枯渇を抑制することで一連の加齢変化を抑制できることも判明しました。

つまり、17型コラーゲン(XVII型コラーゲン)が分解されないようにすれば、毛包のミニチュア化が起きないので脱毛を防ぐことができるというわけです。加齢による脱毛だけでなく、AGA(男性型脱毛症)による脱毛も毛包のミニチュア化が原因と言われているので、

17型コラーゲン(XVII型コラーゲン)の分解抑制は加齢脱毛だけでなくAGAによる脱毛を防ぐ効果があるかもしれないというわけです!

東京医科歯科大の西村教授は「5年から10年の間に薬ができれば」と話しているそうです。

夢がふくらみます。脱毛の根本的な原因を抑制することができる薬の登場ももうすぐかも。

脱毛症の治療法開発はもちろん、その他加齢関連の疾患の治療へとつながる今回の研究成果。

実用化目指して頑張ってくださーい!

>>今の治療でもこんなに改善するよ!<<

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