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大丈夫な抜け毛とダメな抜け毛は毛根を見て判断する

毛根イラスト

抜け毛は誰にでも起こる自然現象です。

個人差や季節によっても異なりますが、大体どんな人でも一日100~150本近い抜け毛があると言われています。それだけ抜けても薄毛にならないのは、ヘアサイクルによって毛が生え変わるからです。抜けた毛があっても、新たに生えてくる毛があるため、全体の毛量としてはそこまで変化がないというわけです。

では、薄毛になってしまう人の抜け毛は誰にでも起こる普通の抜け毛とどこが違うのでしょうか?簡単に言うと、抜けるタイミングではない毛髪が抜けてしまうのが薄毛の人の抜け毛です。

本来であればバランスが取れているはずの「抜けるタイミングと生えるタイミング」のバランスが崩れ、全体の毛量が減り、結果として薄毛になってしまうのです。

薄毛につながる悪い抜け毛が発生していることを早い段階で知ることができれば、薄くなる前に適切な薄毛対策をすることができます。悪い抜け毛かどうかを見極めるポイントの一つに毛根があります。

抜け毛が増えたと思ったら、抜け毛の毛根をチェックして悪い抜け毛かどうを見極めるようにしましょう。

ヘアサイクルで見る「良い抜け毛」と「悪い抜け毛」

AGAのヘアサイクル
画像は銀クリ公式ページより

毛髪はヘアサイクル(毛周期)というサイクルでまわっています。

成長期(2年~6年)

古い毛髪は抜け落ち新しい毛髪が生まれる時期。

毛母細胞が活発に分裂を繰り返す。通常、毛髪全体の90%程が成長期と言われています。

退行期(2~3週間)

毛髪の成長が弱まる時期。

休止期への移行過程なので全体の1%程と言われています。

休止期(3ヶ月)

毛髪の成長が完全に休止する時期。

毛髪全体の10%程度と言われています。

良い抜け毛(正常な抜け毛)

良い抜け毛・正常な抜け毛は、成長期を経てしっかり成長した後、退行期を迎えて抜けた毛のことをさします。これは自然脱毛と呼ばれます。

この抜け毛は正常なヘアサイクルの流れで抜けた後に休止期を迎え、その後成長期に再び生えてきます。

悪い抜け毛

悪い抜け毛は、成長期の途中、成長の途中で退行期を迎え抜けてしまった毛のことをさします。

成長期は大体2年~6年と言われています。この期間よりもあきらかに短いスパンで抜け落ちてしまうのは危険な抜け毛ということになります。これは異常脱毛と呼ばれます。

異常脱毛の原因の一つがAGA(男性型脱毛症)

AGA(男性型脱毛症)は、ヘアサイクルが正常にまわらなくなった状態です。成長期が極端に短くなり、成長しきらないうちに毛髪が抜け落ちてしまいます。サイクルバランスが崩れることで全体的に薄くなってしまいます。

AGA治療はこのヘアサイクルを正常化する治療です。ヘアサイクルの長さを正常化することで、抜け毛と生えてくる毛のバランスを取り戻し、薄毛を改善させるのです。

ヘアサイクルが短くなることで毛髪を生成する細胞の分裂回数が増え、早い段階で細胞が寿命を迎えてしまうことにつながります。寿命を迎えた細胞は毛髪を生成できないので、その部分からは毛髪が生えなくなってしまいます。

毛根を見て悪い抜け毛かどうかチェックしましょう

毛根とは毛髪の根元部分にある膨らみのことです。毛髪部分と頭皮、細胞部分をつなぎとめ、栄養成分などを頭皮・細胞から毛髪部分に送るのが役目です。勘違いしている人が多いですが、毛根によって毛が生えるわけではありません。発毛させるのは毛母細胞や毛乳頭細胞ですので、毛根がなくなっても毛は生えなくなるわけではありません。

毛根診断

丸く膨らみのある毛根
毛根イラスト

毛根が丸く膨らんでいる抜け毛は、正常なヘアサイクルによって抜けた自然脱毛の抜け毛である可能性が高いと言えます。

しっかり成長期を送ったことで、栄養が行き渡り毛根が丸く太く成長した後に抜けた毛髪であると判断できます。

形がいびつだったり、膨らみが小さかったりする場合、しっかり成長しきっていない可能性があるのでしっかりチェックしましょう。

白い塊がついている毛根
毛根白い塊つきイラスト

毛根が白っぽい半透明のもので覆われている場合があります。白い半透明の膜のような物質は「毛根鞘(もうこんしょう)」と言います。これは、自然脱毛の際にも付着している場合があるので、これがついていることで悪い抜け毛、良い抜け毛の判断を下すことはできません。

判断基準としては、あきらかに多い付着量だった場合は頭皮脂の過剰分泌が影響する異常脱毛である可能性が考えられます。毛根部だけでなく、根元から上にまで付着しているようであれば、頭皮脂を抑制するケアを検討してみてください。

頭皮脂や男性ホルモンの働きを抑制するケトコナゾールシャンプーを処方してくれるAGA病院もあります。

頭皮脂のケアはケトコナゾールシャンプー

毛根部分が黒い
毛根部分が黒いイラスト

これよくわからないと思いますけど、抜け毛の毛根をよく見ると先端部分がうっすら白っぽい毛根があることに気付きます。これは、成長期を終えて抜け落ちた毛根に見られる特徴です。つまり、ヘアサイクルによって抜け落ちた正常な抜け毛の毛根に見られる特徴です。

毛根は毛母細胞などから栄養成分を受け取ると言いましたが、成長期を終え、成長しきった状態の抜け毛は、栄養などをしっかり吸収しきったとこで、丸みを帯びて膨らみます。毛髪を成長させる栄養素の中には、髪を黒くするメラニン色素も含まれています。毛根にはメラノサイトと呼ばれる色素細胞で作られたメラニン色素を毛髪に供給する役目があります。正常な成長期を送り、毛根から毛髪へとメラニン色素を供給し終えることで毛根部分はやや白くなった状態で抜け落ちるのです。

毛根部分が黒いままの抜け毛は、まだ栄養や色素の供給が途中の状態。つまり、成長途中の抜け毛である可能性が高いと言われています。また、栄養の吸収やスムーズに行われなかった毛髪も毛根が黒くなる傾向があるので、何らかの異常をきたしている可能性があると判断できます。

黒い毛根の抜け毛が多いと感じる場合は、頭皮の血行を促進するための育毛剤や頭皮ケアを検討してみましょう。

頭皮の栄養促進するおすすめ育毛剤

毛根がない場合
毛根部分がないイラスト

毛根がない抜け毛もあります。これは大体2つのパターンが考えられます。

一つは毛根がないわけではなく、途中で切れてしまっている場合。タオルのこすりすぎなど物理的な原因で切れてしまったのならまだいいですが、自然と途中で切れてしまった場合、毛髪が痛んでダメージヘアになって切れ毛が出ている可能性があります。シャンプーやトリートメントなどで毛髪をケアすることを心がけてください。

もう一つが一番問題で、毛根が成長せずに膨らまないケース。これはAGAやその他何らかの原因によって毛根が成長しなかったことが考えられます。

毛根だけでなく毛髪自体も細かったり、短かったり、ミニチュアで成長していないケースが目立ち、ヘアサイクルの途中で抜け落ちてしまう異常脱毛であるケースが多いようです。

抜け毛が異常な毛根が多く見られたら何かしらの対策を検討しましょう


異常な毛根が数本見つかったからといっても危険とは判断できません。薄毛じゃない人でも異常な毛根は見られます。

注意しなけえればいけないのは抜け毛に含まれる異常な毛根の割合。

よく言われるのが、成長しきっていない細く・短いミニチュアな毛髪が抜け毛の中に3割含まれるようだと、異常脱毛が発生している可能性が高い。というもの。

毛根の異常も同じように判断すればいいと思います。抜け毛の中にあきらかに異常な毛根の抜け毛が占める割合が多いなあと感じたら要注意

何らかの頭皮ケアや薄毛対策を検討した方がいいかもしれません。

成長していないミニチュアな抜け毛が多いようであれば、AGAの抜け毛の特徴なので、AGA病院の無料カウンセリングで相談することも検討しましょう。

抜け毛が増えたくらいの段階での治療が最も効果的で最もコストも抑えられるということを覚えておきましょう。

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