ミノキシジルの濃度アップ効果
現在最も効果的と言われているAGA治療薬はフィナステリドとミノキシジルです。AGA治療専門病院であればほとんどの病院で処方されています。
この2つを薬を使った治療の他に、薄毛の進行状況に合わせてメソセラピーや植毛などを組み合わせる形が現在のAGA治療です。
フィナステリドは薄毛の進行を食い止め、現状を維持する効果。
ミノキシジルは発毛・育毛を促進する効果。
それぞれの効果で薄毛を治療するというわけです。
フィナステリドだけで発毛効果を得られる人もいますが、ミノキシジルを併用した方がより高い効果を得ることができます。
フィナステリドは服用タイプ。
ミノキシジルは頭部に直接塗布する外用タイプと服用タイプの2種類が存在。
外用タイプは薬局などでも購入できるリアップなどが有名です。
基本的には服用タイプの方が効果が高いと言われています。効果が高い分副作用などの懸念も大きいので、医師の指導の下病院で処方してもらうのが一般的です。個人輸入などで安く購入する方法もありますが、色々とリスクが大きいのでオススメしません。
毛が生えても健康を損なってしまったら元も子もありませんからね。
薄毛を改善して、精神的にも身体的にも健康!
ここを目指すのが健全な薄毛治療だと思っています。
ミノキシジルの濃度が高い方が発毛効果は高い!?
処方される、もしくは売られているミノキシジルはそれぞれミノキシジル配合量が異なります。
塗布タイプはミノキシジル2%とか5%といった配合割合で、服用タイプはミノキシジル2mg、5mgといった配合量での記載があったりますね。
濃度が高い方が効果は高いのでしょうか?
AGA専門医に聞いてきました。
「ミノキシジルの濃度が高い方がやっぱり発毛効果も高いんでしょうか?」
「ある一定のラインまでは濃度が高い方が発毛効果は高いと言えます。しかし、際限なく上げていってそれに比例して効果が上がっていくかといったらわかりません。
薬によるAGA治療は、髪の毛が発毛という反応をするかどうかが重要です。つまり、治療することで生える余力(ポテンシャル)があるかどうかが問題なのです。
余力があれば、高い濃度を処方した際にそれなりの反応を示すことになりますが、余力がなければ反応は出ないので濃度を上げてもあまり効果がないということになります。」
「やってみなければわからないということですかね?であれば、一か八か最初から超高い濃度で試した方がいい気もしますけど...。」
「濃度を上げて増えるならみなさん上げますけど、必ず頭打ちになりますし、最初から強い濃度を使うことで副作用のリスクも高くなります。10mg以上になるとほとんど意味がないと思われます。
生えるかどうかは、ミノキシジルの濃度ではなく、患者さん自身の細胞に余力があるかどうかです。
細胞の余力以上の発毛を望む場合は、細胞自体を入れ替えたり再生させたりといった再生医療の分野になってきますね。あとはメソセラピーなど患部に直接注入する手段を使う場合もあります。ミノキシジルを直接入れるというよりは、主に成長因子を注入しているところが多いですね。」
つまり、
ミノキシジルは高い濃度の方が効果は高いけど発毛効果はその人の毛根のポテンシャル次第で限界があり、しかも副作用のリスクも高くなる。
ということです。
個人輸入などで海外から購入できるミノキシジルの中には15%や15mgといった高濃度のミノキシジルが存在します。より高い効果を求めてそれらを購入する人も多いようですけど、素人判断で使用することで副作用のリスクが大きくなりますし、闇雲に濃度を上げても効果は頭打ちになってしまうというわけです。
病院で処方されるミノキシジルはほとんどが2mg~5mg、2%~5%程度の濃度。その範囲で得られる効果に満足できない人はメソセラピーなどの治療を行うというわけですね。
ただ、いずれ頭打ちになるかもしれないとはいえ、可能性があるなら高い濃度を試してみたいと思うのは自然です。
副作用のリスクを抑えながら、かつ高い濃度のミノキシジルを使うにはどうすればいいのでしょうか?
副作用のリスクを抑えながら高濃度のミノキシジルを試したいなら銀クリ
個人輸入で購入して自分で服用は色々と怖いのでパス。やっぱり病院での治療が一番安心です。
副作用のリスクを抑えながら高い濃度のミノキシジルも処方してもらえる唯一の病院がAGA治療専門病院として絶大なる人気を集めている銀クリこと銀座総合美容クリニック。
銀クリなら段階的にミノキシジルの濃度アップが可能です!
銀クリが人気な理由は色々ありますけど、一番が患者目線の運営方針。情報開示、カウンセリング対応、料金設定、治療内容などなど、どれを取っても患者のことを一番に考えたクリニック運営を行っていると評判です。
個人的にはミノキシジルの濃度アップもその一つだと思うんですよね。
まずは低い濃度から治療をスタートすることで、副作用のリスクを抑えることができます。
より高い効果を望む場合は濃度を段階的にアップします。いきなり上げるわけではなく、段階的に上げていくことができるのでそこでも副作用のリスクを抑えることができます。
そしてある程度高い濃度になった段階で一日一回の服用から一日2回の服用へと服用方法が変わります。2mg服用していた人がいきなり5mgを服用するよりも、朝2mg、夜3mgと分けて服用した方が身体への負担が少ないだろうという配慮からでしょうね。一日に摂取する量は5mgとアップしていますから効果は一度に服用した場合と変わりません。
生えるだけでなく身体への負担をなるべく抑えつつ、最も効果を発揮できるように考慮されているというわけです。
患者的には超嬉しくないですか?
しかも、濃度アップは金銭面でも患者側のメリットが大きいんです。
ミノキシジルの濃度アップができない場合、より高い発毛効果を望むにはメソセラピーなど他の施術を行う必要があります。薄毛のタイプによってはミノキシジルの濃度関係なく最初からメソセラピーも併用した方がいい場合もありますけど、一般的に薬の治療で改善できるであろう薄毛の場合、ミノキシジルの濃度が選択できなかったらそれ以上を望むにはメソセラピーなど他の治療を行うことになります。
メソセラピーは効果は高いけど料金も高いです。
ミノキシジル2mgで治療しているけど、発毛効果がもう一声なんだよなあ…という人が5mgに濃度アップすることでより高い効果を得られる可能性は十分に考えられます。濃度アップの選択肢がなかったらメソセラピーなどを選択せざるをえなくなるわけです。
濃度アップして薬だけの治療で満足できるならそれにこしたことはありませんよね?
当サイトで銀クリ治療レポートをしてくれている患者さんも濃度を上げることでより高い効果を発揮しました。
ミノキシジルの濃度を上げることで発毛効果は上がるのかもしれませんけど、闇雲に濃度アップすればいいってもんじゃないってことをしっかりと理解しといてくださいね。